シドニー 5日 - 米軍は、世界の高温地域で従軍する兵士の昼食(ランチボックス)を、いかに有害な細菌の増殖から守るかの答えを、NSW州の学校教育で使用されている、安全な食品管理法から学ぶことになりそうだ。
Ian Macdonald(イアン・マクドナルド)NSW州産業相は、同州の食品管理局が研究し発案した、サンドイッチに繁殖する細菌による食品中毒を防止する教育プログラムを、米陸軍が導入予定と発表した。
昼食用のサンドイッチを、紙袋やランチボックスに、凍らせたジュース類や氷と一緒に入れなかった場合、5時間後に細菌の繁殖する度合いは、入れた場合と比べ約5倍も高くなるという。