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カンタスの客室乗務員、航空機破損行為で解雇

キャンベラ22日-カンタス航空の男性客室乗務員が国際線の旅客機内で、常習的にトイレにブランケットを押し込み航空機を破損したとして解雇された。

シドニー発ロサンゼルス行きの747便はトイレの修理のため、24時間離陸できなかったという。この客室乗務員は他にも、乗務員用の電話機に悪質ないたずらを行っていた模様。

カンタス航空は機体に悪質なダメージをもたらしたとして男性を解雇した。この件では連邦警察も捜査を行っている模様。男性は今回の件をAustralian Industrial Relations Commission(オーストラリア労使関係委員会)に持ちかけると見られている。カンタス側は今回の解雇が外国企業による買収と関係しているという見方を否定している。

Flight Attendants Association of Australia(オーストラリア客室乗務員組合)は21日、カンタスの買収に反対する手紙を書くキャンペーンを発表。カンタス連合もメンバーに対し、国会議員ならびに上院議員宛てに、今回の買収が国家的利害に反するものだと手紙を書くよう促している。同連合はこの他にも買収に反対するキャンペーンを実施中。また、オーストラリア&国際パイロット協会は買収に反対するため、カンタス株を購入するようメンバーに呼びかけている。

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