キャンベラ16日-16日連邦政府によって発表された高等教育2005年報告書によると、Higher Education Contribution Scheme(HECS:高等教育助成制度)が開始した1989年から2005年の6月までの間に、総計で155億ドルの学生ローンが190万人の学生に与えられている。
この中で約78万人がローンの返済を終えており、平均の返済期間は7.1年となっている。
国内の公立大学で学ぶ大部分の学生はHECSの学生ローンを利用している。
2005年には、前年から1.3%増の957,176人が高等教育機関で学んでおり、この中717,681人が国内の学生で239,495人が国外からの留学生。
残念なことに、先住民で高等教育を受ける学生数は減少しており、2005年には前年から5.9%減の8,370人のみが学んでいる。
また、地方や遠隔地からの学生数も減少を示し、2001年には129,825人が高等教育に進んでいたのが、2005年には126,541人となっている。