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オーストラリアのメタンフェタミン中毒者数増加する

キャンベラ31日-オーストラリア国立麻薬委員会(ANCD)が31日発表した最新の報告書によると、国内の全体的な麻薬使用者数は減少の傾向にあるが、メタンフェタミン使用者は増加傾向にあるという。

現在オーストラリアで、別名”アイス”や”エクスタシー”で知られるメタンフェタミンの中毒者数は73,000人いるものと推測されており、これはヘロイン中毒者数の約2倍の数値。

ANCD代表のJohn Herron(ジョン・へロン)博士は、メタンフェタミンは世界中で大きな麻薬問題となっており、オーストラリアはこの世界的麻薬問題の一部でほぼ10人に1人のオーストラリア人がメタンフェタミンの服用経験があると語った。

同博士は、「国内でのマリファナ使用者数は劇的に減少し、麻薬使用による死亡者数は過去8年間で70%も減り、違法麻薬を服用する平均年齢は初め上昇を記録したが、メタンフェタミンやエクスタシーの使用者数は増加をたどっている」と警告した。

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