シドニー3日ージョン・ハワード首相は、地球温暖化に関する国際報告書がパリで発表されたことを受け、原子力発電の必要性に関する議論を促進させる構えを見せた。
同報告書は、地球温暖化は今後何世紀にもわたり続き、その問題は人間活動に起因するという内容のもの。ハワード首相は3日、報告書は温室効果ガスの排出が地球の環境破壊の要因であることを明白にしていると語った。「豪政府を含む世界中の国が、温室効果ガスの排出量を減少させるための政策を引き続き取り入れることが必要。豪経済や雇用に影響を及ぼさないような方法を使用すべき。原子力発電を含め、さまざまなオプションを幅広く検討すべき」とした。