メルボルン11日ー連邦政府が一部出資するRaising Children Network(育児ネットワーク)は520人の保護者に対し、仕事が家族の生活にどのような影響を及ぼすかについて調査を実施した。
調査の結果、オーストラリア人保護者の約75%が仕事の疲労を理由に帰宅後に子供と時間を過ごすことができないと回答していたことが判明した。また、40%以上が仕事の存在が親としての理想の在り方の実現を困難にしている答えた。一方、95%近くが子供と時間を過ごしているときは仕事のこと忘れられるとしている。また、56%が仕事の影響で家庭でイライラすることがあると答えているが、一方で、65%が仕事と家庭のバランスに満足していると回答している。子供と時間を過ごすことで、仕事から家庭へと頭を切り替えることが出来るという。
Parenting Research Centre(育児研究センター)のWarren Cann(ウォレン・キャン)所長は、子供が生まれた瞬間から成長するまでの親子関係は非常に重要と語った。同ネットワークはwww.raisingchildren.net.au. にてオンラインで育児情報を提供している。