シドニー13日-DVD標準形式をめぐる戦争がオーストラア国内でもまもなく開始する。
ソニーが率いるブルーレイ形式DVDは、14日にオーストラリア国内市場への参入が発表される予定で、Philips(フィリップス)、Samsung(三星:サムスン)、パナソニックなどが近いうちに同形式仕様の製品を国内市場へ導入する計画。
対するToshiba(東芝)率いるHD形式 DVDは、Intel(インテル)、Microsoft(マイクロソフト)、NEC, Sanyo(サンヨー)と少数ながらも強力な企業によって支持されている。
どちらの形式も、既存のDVD標準形式で使用される赤色レーザーより高い周波数を持つ青色レーザーを使用し、よりくっきりとした画像を実現するだけでなくはるかに高い記憶容量を可能とする。ブルーレイ形式では両面ディスクが50GB、片面ディスクが25GB 、HD形式では両面が30GB 、片面が15GB の容量を持つ。
テクノロジー分析家のBruce McCabe(ブルース・マックケーブ)氏によると、DVD標準形式戦争の勝者は、技術的要因ではなく、社会的、政略的要因によって決まり、ハリウッド映画関係からより多くの支持を受けた形式が残るだろうといわれている。