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シルベスター・スターローン、空港の税関で取調べを受ける

シドニー18日ーハリウッドスターのSylvester Stallone(シルベスター・スターローン)氏は16日夜、シドニー空港に到着した際に豪国内への持込みが禁止されている物品を所持していたとして税関で取調べを受けた。

Australian Customs Service(オーストラリア税関サービス)のスポークスマンは、「このような状況の場合、物品の押収、警告、出廷命令などさまざまな処置が考えられるが、現時点でスターローン氏を国内に拘留する必要はないだろう。」と語った。しかし、調査は現在も進行中のため、今後のスターローン氏の渡航記録は監視される予定。押収された物品の性質については公表されていないが、オーストラリアで禁止されている筋肉増強薬だと考えられている。

スターローン氏は、17日夜に開かれた映画「Rocky(ロッキー)」シリーズのエピソード6「Rocky Balboa(ロッキー・バルボア)」のプレミア試写会に出席するためにシドニーを訪れていた。スーツケースの中に不審物が見つかったとされる件について、スターローン氏は試写会のレッドカーペットで、「単なる誤解。税関の仕事ぶりは素晴らしい。でもオーストラリアの規則には理解できないものがある。」と語った。また、スーツケースの中身について尋ねられると、「僕の妻だよ」と冗談を言ってみせた。スターローン氏は19日にオーストラリアからの退去が許可される予定。

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