キャンベラ14日-ACT(オーストラリア首都特別地域)の公立学校教員は、ACT政府との新たな雇用交渉条約の締結を受け、今後二年半で給料が11.5%上がり、国内で最も高給取りの教職員となるという。
今回の条約締結は、ACTでの教職数の削減、学校の閉鎖、そして5回にわたるACT政府による給料値上げ申請の却下に対する18ヶ月間に及ぶ教職員と政府間での争議とストライキ活動の末に実現した。
Andrew Barr(アンドリュー・バー)ACT教育相は、ACTの公立学校で教員職を始める新米教師は年収52,000ドル以上をもらい、国内で最も高給取りの新米教師となると述べた。ACTで上級教員職に就くと年収は74,000ドル以上となり、学校校長は多くて120,000ドルの年収を得ることが出来るという。これはNSW州に続いて国内で最も高い数値だという。