メルボルン14日-ビクトリア州南西部Warrnambool(ワーナムブール)にある高等学校、Brauer College(ブラウアーカレッジ)では、恋多きティーンエイジャーが校庭でいちゃつくのを防止するために、”レンガ2個分”距離ルールという一風変わった方法で対処しているという。
同校では、全生徒は常に最低30センチ以上は他の生徒から距離を保たなくてはならず、Michael Cusick(マイケル・クシック)校長は、生徒間の不適当な身体的接触を避けるため、または最小限にするためにこのルールが定められたと語り、「このルールには、好意的な接触と攻撃的な接触の両方が当てはまり、これは、全生徒が常に安心感を持ち、快適でいられるようにという本校の理念の一部です」と説明した。
クシック校長によると、レンガ2個分の距離というのは学校の誰にでも分かりやすい表現であり、校内を回る学校職員は、ただ単に「レンガ2個分ですよ」と注意するだけで、どの生徒もすぐに言われている意味を理解するという。 両親と生徒の大部分は、このルールを支持しており、その必要性も認識しているという。