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南オーストラリア州で胃腸炎が急増中

アデレード21日-南オーストラリア州で胃腸炎患者が急増し、健康局は、日常衛生に注意するよう警告を出した。

このクリプトスポリジウム症と呼ばれる感染症の急激な広まりは、干ばつの影響もあると見られ、節水のために複数の子供を一緒にお風呂に入れる機会が増えたことや、子供用プールの水を頻繁に代えないようになったことが関係していると考えられている。

健康局スポークスウーマンのAnn Koehler(アン・コーラー)医師によると、今年に入ってから、すでに228件のクリプトスポリジウム症患者が報告されており、昨年同時期の52件と比べ急増しているという。コーラー医師は、「感染を防ぐために最も重要なことは、日常衛生に気をつけ、下痢の人が他の人の食べ物を料理したり、病気の人とお風呂やスイミングプールに一緒に入ったりするのを防ぐこと」と警告した。

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