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国際線航空便に、さらに厳しい液体持込制限が導入

シドニー29日-今週の土曜日から、国際線航空便への持ち込み手荷物にさらに厳しい制限が導入され、歯磨き粉、水、デオドランド、ジェル、クリーム、アエロゾルなどの流体物質の持込が大きく制限されるようになる。

国際便の搭乗客は、機内への持ち込み手荷物の中に入れることが出来る流体物質が100ミリリットル以下の容器に入ったもののみと制限され、持ち込まれる流体物質は全て、各搭乗客ごとに約20センチ四方で1リットル容量の透明なビニール袋にいれ、警備員へ他の手荷物と分けて提示する必要がある。

今回の制限は乳幼児用の荷物、薬などには影響せず、免税品は引き続きチェックインされた手荷物として持ち込むことが可能。

今回の動きは、昨年イギリスで発生した、機内持ち込み手荷物に液体爆破物質を忍ばせて航空機を爆破しようと企んだ爆破テロ未遂事件に影響を受けるもの。

シドニー空港の業務マネージャーRod Gilmour(ロッド・ギルモア)氏は、「新制度の導入がスムーズに行われるように、カスタマーサービスと警備員を増員した。新制度で不明な点がある人は、黄色の目立つ制服を着用したカスタマーサービス係に質問してください」と語り、国際便の搭乗客は、新たな警備制度に十分に対応する時間を持つために、出発時刻の2時間前ではなく、3時間前には空港に到着することを呼びかけた。

同制度の詳細はwww.sydneyairport.com.au、またはホットライン1-300-791-581で確認できる。

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