シドニー3日-オーストラリアで先週封切されたMr Bean(ミスター・ビーン)の最新映画”Mr Bean’s Holiday”(ミスタービーンのホリディ)が、Will Smith(ウィル・スミス)主演映画”The Pursuit of Happyness”(ザ・パースート・オブ・ハッピィネス)をわずか差で破り、封切週末の収益として今年最高の380万ドルを記録した。
1月11日に国内で封切された“The Pursuit of Happyness”は、封切初の週末に350万ドルの収益を上げている。先週末で、”ミスタービーンのホリディ”に続き収益が高かった映画は、3月8日に封切られた”Bikie Flick Wild Hogs”( ビッキー・フリック・ワイルド・ホッグズ)(130万ドル)、3位は子供用アニメーション映画”Meet the Robinsons”(ミート・ザ・ロビンソンズ)(907,322ドル)となっている。
オーストラリア国内で10年前にミスタービーンズの映画が初公開されて以来、ミスタービーンは、ツイードスーツと仲良しのクマのぬいぐるみをトレードマークとしたキャラクターとして知られており、今回の新作映画の成功で、国内でのミスタービーン人気は今の健在ということが証明された。俳優Rowan Atkinson(ローエン・アトキンソン)によって15年以上もの間演じられているミスタービーンは、世界中で有名なキャラクターとなっている。
しかし、新作ミスタービーン映画のオーストラリアでの好調な出足は、先月アトキンソンが映画のプロモーションで渡豪した際に、これがミスタービーンを映画館の大スクリーンでみることの出来る最後の作品かもかもしれないと語ったことが影響しているのかもしれない。
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