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ハワード首相、来年度の灌漑用水がない可能性を警告

キャンベラ19日-ジョン・ハワード首相は19日、今後6週間以内に大量の降雨がなかった場合、来年度のMurray-Darling(マレー・ダーリング)河川流域での灌漑にあてる水資源がない可能性を明らかにした。

ハワード首相は、州と連邦政府がマレー・ダーリング河川系の水資源を調査した報告書をうけて、水不足の現状を”前例のない危険な状態”と述べ、今年の5月半ばまでに大雨が降り川の集水域に水が流入しない場合、2007-2008年度の灌漑用、環境用、その他都市部の必要不可欠な水供給を除く全ての水使用にあてる十分な水がないことを説明した。

都市部での水供給に関しては、同首相は危機ではないことを強調した。

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