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モロッコで豪人2名、なたで切りつけられ負傷

キャンベラ10日-9日モロッコのMarrakesh(マカケッシュ)にあるSofitel(ソフィテル)ホテルで、突然、なたを持った男が塀を乗り越えて現れ、プールのまわりでくつろいでいた2人の豪人旅行者を2本のなたで切りつけた。

この事件で、ビクトリア州在住のJohn Parkinson(ジョン・パーキンソン)さんとNSW州在住のDianna Knox(ダイアナ・ノックス)さんが負傷し、パーキンソンさんは頭部、手首、腹部に裂傷を負い、マラケッシュ病院でフランス人医師によって合計40針縫う治療を受けた。

2人は、視察旅行に来ていたPharmaceutical Society of Australia(PSA:オーストラリア製薬学会)の会員とそのパートナーからなる190人の大きなグループの一部で、一団は今後も旅行を続ける予定だが、パーキンソンさんは、動けるようになり次第帰国する模様。腕を骨折したノックスさんは、予定通り旅行を続行し、明日にもロンドンへ向けて出発する予定。

犯人の男は精神病を患ったことがあり、事件があったホテルの元従業員だったという。

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