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第6段階水規制、屋外の水まき全てが禁止

ブリスベン16日-クイーンズランド州水資源委員会は16日、今後数ヶ月間にクイーンズランド州南東部で十分な降雨量が得られなかった場合、居住用水を確保する最終手段の一つとして、第6段階水規制を施行する意向を明らかにした。第6段階水規制は、さらに厳しい節水基準をもち、屋外の水まき全てが禁止される。

水資源委員会のElizabeth Nosworthy(エリザベス・ノスワージー)氏は、「住民を脅かそうとしているわけではありませんが、これ以上(節水のために)何が出来るかという選択肢が限られてきています」と説明し、屋外の水まきが全面禁止となることへの理解を求めた。

最近発表された統計によれば、クイーンズランド州南東部での1人当たりの1日の水使用量は平均155リットルで、目標値の140リットルを上回っている。水資源委員会は来月にも、家庭での水使用量をさらに削減するために、節水に関した情報を含む小冊子などを住民に配布する予定。

第6段階水規制は、ダムの貯水量が15%以下になると予測される今年10月ごろから施行される予定。

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