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アボリジニ若者 性交渉の若年化進む

シドニー20日ーTownsville(タウンズビル)の9年生から11年生のアボリジニ生徒を対象に調査をした結果、未成年者の性交渉が広まっていることが明らかになった。調査によると、84%から45%が性交渉を経験しており、そのうち初体験の時期が13歳、14歳と答えたのは56%、12歳以下は15%だった。同調査のリーダーで、Townsville Aboriginal and Islander Health Services(アボリジニ・トレス諸島民医療サービス)のSarah Larkins(サラ・ラーキンス)博士は、アルコールを頻繁に摂取している男子生徒は性交渉の経験時期が早い傾向にあると話す。

また、避妊具を使用しない性交渉が拡大しており、約60%が常にコンドームを使用すると答えているのに対し、40%がコンドームを時々しか使用しない、あるいは全く使用しないと答えている。避妊具を使用しない主な理由として、「恥ずかしい」、「避妊を考えていない」、「避妊具の入手が困難」などが挙げられる。ラーキンス博士は、貧困、家庭崩壊、教育の欠如がアボリジニの若者たちの性交渉の若年化を促進させ、その結果、早い段階で家庭を築くことになると話した。

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