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警察官、逮捕者が苦しむ様子を携帯電話で撮影

シドニー26日ー催涙ガスを用いての逮捕中、逮捕者が苦しむ様子を警察官が携帯電話で撮影していたことが、警察内部の情報で明らかになった。

Sun-Herald(サンヘラルド)紙が伝えるところによれば、酔っぱらって暴れていた集団は催涙ガスをかけられた後に、誰が一番苦しんでいるかを見るために携帯電話で撮影されたという。

逮捕者の1人は病院に送られ、撮影に使用された携帯電話は押収された。

David Campbell(デーヴィッド・キャンベル)NSW州警察大臣はサンヘラルド紙の取材に対し、この事件を気がかりなものだと評し、内部調査が行われ、NSW州オンブズマンがその監視にあたることになると述べた。さらにキャンベル大臣は、不適切な行動をした警察官に対しては警察本部長による迅速な処分が行われることを望むと話した。

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