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国内の殺人数増加、車両盗難数減少

キャンベラ6日―Australian Bureau of Statistics(ABS:豪統計局)の発表した最新の統計によると、2006年には国内で281人が殺害され、2005年の259人から8%の増加となっている。これは2006年には10万人当たり1.4人が殺害されたことになり、2005年には1.3人だった。

被害者の約3分の2が男性で、女性の約2倍。殺人未遂事件では約80%の被害者が男性となっている。殺害された被害者の約40%が25~44歳。殺害に武器が使用された割合は63%で、最も頻度が高いのがナイフ、銃器が使用された殺人事件はわずか16%だった。

車両盗難事件数は減少を続けており、2006年には、全国的な事件数集計が開始された1993年以来最低数の75,000件が記録された。これは前年から7%の減少で、1993年と比較すると33%少ない。

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