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国内初、同性愛者カップルに養子縁組成立

パース14日―西オーストラリア州で、国内初となる同性愛者カップルによる養子縁組が成立した。2002年に、同性のカップルにも養子をとることが可能となるように養子縁組法を改正した同州政府は、今回の出来事を“画期的な一歩”と称賛した。

今回の養子縁組は、州内から里子に出された子供を引き取ったもので、実親も里親となる両親の選択過程に深く関ったという。同州のJim McGinty(ジム・マックギンティ)法務長官は、「養子縁組の際、最重要課題は子供の幸せだ。愛情に満ちた親子関係が築かれるのならば、それで十分だと思う。過去数週間に、国内で3人の赤ん坊が置き捨てられる事件が発生している。我々に必要なのは、親が子供を愛し、育児を疎かにしない愛情溢れる親子関係だ」と語り、養子縁組の際、里親の性別は重要な選択基準ではないと語った。

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