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世界生計費調査 シドニー21位にランクイン 

シドニー18日―最新のWorldwide Cost Of Living Survey(世界生計費調査)で、シドニーが19位から21位へとランクを下げたものの、オーストラリアで最も生計費の高い都市となった。

メルボルンは昨年比で14ランクアップの60位。パースは9ランクアップの84位。ブリスベンは13ランクアップの86位だった。

グローバル・ヒューマン・リソーシーズ会社のMercer HR(マーサー・ヒューマン・リソーシーズ)の豪支店長、Rob Knox(ロブ・ノックス)氏は、「特に資源が豊富なWA州やQLD州では、人と資金の流入により、財・サービスへの需要が増し、ブリスベンやパースの生計費が上昇した」とし、「コストの視点から見て、オーストラリアの都市は世界的に競争力があり、海外からの投資を引き続き受けるポジションに位置している」と語った。

今回のランキングは、143都市を住宅、交通、食糧、衣服、家庭用品、エンタテインメントなど200以上の項目をもとに評価し、作成された。

世界で最も生計費の高い都市はニューヨーク。2位はロンドン、3位はソウル、4位が東京だった。一方、生計費の最も低い都市はパラグアイの Asuncion(アスンシオン)で、生計費はニューヨークの半分。

今年のランキングでは、ドル安ユーロ高の影響でヨーロッパ諸国がランキングの上位を占め、米国都市がランキングを下げた。

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