メルボルン2日―Centro Properties Group(セントロ・プロパティーズ・グループ)がAC Nielsen(ACニールセン)と共同で2006年6月14日から16日の間で1471人を対象に実施したオンライン調査で、オーストラリア人が何に幸せを感じるかが明らかになった。
幸せにしてくれるものにお金を選択した人はわずか6%で、94%がお金以外を選択した。「お金で幸せは買えない」と考える人が多いことが証明された。33%が「子供と赤ちゃん」、28%が「家族と友人」、22%が「ペットと動物」、8%が「自然」と回答した。
Happiness Institute(ハピネス・インスティチュート)のTimothy Sharp(ティモシー・シャープ)博士は、この調査結果から、人々は人間関係に幸せを感じていることが分かるとした。
「スマイルは人間の自然な表現方法で、感覚を高め、脳のセロとニンの分泌レベルを上げる」とシャープ博士。シャープ博士の理論によると、幸せを感じている人はスマイルを見せない人よりも質の良い人間関係を築いており、スマイルは肯定的な感情を他人と共有するための大切な非言語的サインであるという。今回の結果はこの理論を裏付けるものとなった。