シドニー5日-強風に見舞われたシドニーで5日夕方、鉄道の運行が停止しハーバーブリッジの車線が閉鎖されるなど、帰宅ラッシュ時間帯の交通に大混乱が生じた。
CityRail(シティレイル)の発表によると、ハーバーブリッジ上で故障した電車の破片が強風で飛び散ったために橋の2車線が閉鎖され、帰宅ラッシュ時間帯のシドニー北部Gordon(ゴードン)と市内のWynyard(ウィンヤード)駅間の全ての鉄道運行が停止した。
5日午後には、NSW州南部海岸、中部海岸およびHunter(ハンター)地方も強風に襲われ、State Emergency Service(SES:州緊急サービス)には389件の通報があった。最大の被害を受けたのはWollongong(ウーロンゴン)とKiama(カイヤマ)を中心としたllawarrra(イラワラ)地方とシドニーの西部郊外だという。