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パース滞在のインド人医師がテロ関連で警察から尋問 WA州首相は移民審査の強化を示唆

【パース6日AAP】オーストラリア連邦警察は6日、イギリスで先月末に起きたテロ事件との関連性がパース在住のインド人医師に浮かんでいた事実を表明。尋問を受けた4人のインド人医師たちは警察の捜査に協力的であり、告発されることなく元の生活に戻ったという。

同じくインド人医師モハメッド・アシフ・アリ氏もQLD州でイギリスでのテロとの関わりにより事情聴取を受けていたことが分かっており、今回パースで尋問を受けた内の1名に、アリ氏との「コミュニケーション・リンク」があったという。

ただ今回の4人に関しては、警察側がすでに「重大な懸念事ではなく、市民への危険もない」と発表しており、またフィリップ・ラドック司法長官も、テロ集団の一部だと疑われているのか、との質問に「ノー」と一蹴している。

だがWA州のアラン・カーペンター州首相は、「インド人や他の外国で教育を受けた医師たちを中傷したくはない」としながらも、連邦政府は移民審査の過程を再検討すべきであると示唆している。

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