【メルボルン17日AAP】ジョン・ハワード首相はメルボルンで17日、原子力発電の共同研究プログラムに1250万ドルの予算を割当てる案を含む、地球温暖化ガス排出量削減政策の概要を発表した。
新たな政策の一環として、連邦政府は、省エネに貢献する太陽電池給湯システムの普及が22万5千軒規模に拡大することを期待し、現在、太陽電池パネルの設置に政府の補助金として支払われている8千ドルに加え、さらに1千ドルを補助することを決めた。
同首相は、オーストラリアは地球温暖化ガス排出量削減計画の中で重要な役割を担っていると語るとともに、問題に対処するためには、政府の政策は合理的で、先見の明を持ったものであり、かつ持続性のあるものでなければならないと訴えた。