国際

ビザ申請者、更に厳しい身元検査が要求される

【キャンベラ17日AAP】今年に入り新たに導入されたビザ申請法では、全てのカテゴリーの申請において、更に詳しい親族、家族の身元情報を提出することが要求される。

 移民局が申請者に要求される身元人格検査を行なう際に使用するフォーム80として知られる申請書類には、兄弟姉妹および両親の名前、出生地、国籍、居住地などを記入する項目が設けられ、更に、ロシア人申請者には父方の家系名、中国人には中国語で名前を記入する他に、漢字を用いずに中国人の名前の特定を可能とする中国コマーシャルコード(CCC)の記入が要求され、アラビア系の申請者には、父方の祖父名も要求される。

 移民相によれば、今回の変更は安全保障局からの助言にもとづき行なわれたもので、ビザ申請者の身元調査をより確実に、高い基準で行うことを可能とするものだという。

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