【シドニー19日AAP】 シドニー南部カーネルに予定されている淡水化工場の建設が、今月中にも開始される。NSW州政府との最終的な契約を交わしたレイトン・ホールディングスとその合弁事業パートナーのべオリアウォーター社は、今後20年間で、工場の設計、建設、操業、維持管理を行なう17億6千万ドル相当の事業を請け負う。工場の建設は今月から2009年後半、または2010年初旬にかけて行われる予定。
最近の豪雨によって、シドニーの貯水ダム水量は60%を超えたが、同工場建設の延期、撤回はない模様。
ネーサン・リース水資源相によれば、同工場は100%再生利用エネルギーを使用して稼働さるという。どの再生利用エネルギーが使用されるかの最終決断は行なわれていないが、風力発電の利用が有力。