【ダーウィン19日AAP】 砂漠の町アリススプリングスで、アドレナリンを注射する新たな麻薬問題が浮上しており、警察は死に至る可能性のある同薬物の濫用に警告を発した。
アドレナリンは通常、医者によって、急激な喘息発作やアレルギー反応を起こした患者に対して使用されるが、アリススプリングスでは、路上で同薬が青い蓋の付いたガラス瓶に入って売られている。
アドレナリンの過量摂取によって死に至る可能性のほか、脳内での多量出血、脱力感、めまい、痙攣、吐き気、嘔吐、動機不全、視覚障害、不安感などの症状が現れる。