【シドニー25日AAP】建築・林業・鉱業、エネルギー労働組合(CFMEU)の発表によれば、シドニーのNSW州立図書館で改築工事中に発見されたアスベストによって、多数の労働者と一般市民が危険に曝されたという。
問題のアスベストは今週月曜日に発見されたが、改築業者は、認定産業衛生士に連絡して汚染状態の検査と安全な除去方法を検討することを怠り、25日に労働安全団体ワークカバーが工事現場を閉鎖するまで、工事従事者と現場を通りがかった一般市民がアスベストの危険に曝された。
CFMEU次官補のブライアン・パーカー氏は、「改築業者が基本的な健康・安全規則に違反したために、工事従事者と図書館を利用した一般市民が危険に曝された」と建築業者を非難した。