【キャンベラ25日AAP】ビジネスコンサルタント会社グラント・ソーントン・インターナショナル社が25日に発表した調査結果によれば、国内人口の老齢化によって、今後10年間に中規模会社経営者の多くが引退し、全体の40%で経営陣の交代が予測されているという。この中52%が、今後3~5年間で会社を売りに出す予定と回答した。
今後10年間に経営者交代を予測する割合は、WA州ではほぼ半数の47%、VIC州で41%、SA州とNSW州で40%、QLD州では36%となっている。
今回の調査は、世界32カ国で中規模企業7200社の経営者を対象に行ったもので、最も高い経営者交代予測率を記録したのは南アフリカの52%、これに、ニュージーランドの51%、カナダの50%、フィリピンの48%、オーストラリアの40%が続く。世界平均は28%。