【シドニー11日AAP】論争を巻き起こしたシェイク・タジ・アルディン・アルヒラリの後任として、6月にオーストラリアのイスラム教指導者となったフェミ・ナジ・エルイマム氏(79)が、まだ一度も説教を行っておらず、沈黙を守っている。
支持者たちは、新指導者がイスラム教を守ることに失敗していると怒りを募らせており、同氏の健康状態や側近の影響力などの噂が流れている。
昨日、他のイスラム教指導者たちは、側近たちがエルイマム氏のイメージを守る目的で同氏に発言をさせないようにしており、イスラム教コミュニティーが抱える問題に取り組んでいないことを非難した。