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タヒチ沖の飛行機事故で死亡した夫妻の1人息子を支える地域社会

 【メルボルン11日AAP】10日太平洋タヒチ沖で起きた軽飛行機墜落事故で亡くなったペイジ夫妻の1人息子を支えようと、ヴィクトリア州中部の小さな町の人々が一丸となっている。

 ペイジ夫妻の搭乗した軽飛行機は、モーレア島を離陸して間もなく墜落し、この事故で搭乗者19名とパイロット1名が死亡した。夫妻には20代前半になる1人息子のマイケルさんがおり、事故が起きるまで3人で暮らしていた。マイケルさんを見舞った地元カトリック教会のピーター・コナーズ司教は「彼は今回の事故で大きなショックを受けている。タヒチから届く事故情報を待つ間も、友人たちが彼を支えていた」と語っている。

 夫のロドニーさんは冷暖房設備のビジネスを営んでおり、妻のウェンディさんは病院の看護婦であった。夫妻はこのマイナーズレストという町に14年前に移り住み、地元の人々から慕われ尊敬されていたと、二人を知る近所の人々や友人たちは語っている。

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