【キャンベラ14日AAP】ABCラジオは14日、9月に開催予定のAPEC首脳会議に先がけて、シドニーのホテルで先週、オーストラリア、インドネシア、日本、マレーシア、米国を含む19カ国の陸軍長官が集まり、極秘会談が行われていたと報じた。
豪陸軍のピーター・リーヒー中将は14日、安全上の理由から、会談の開催は公表すべきではないと判断したと語った。
会談では、災害救助に対する事前の準備体制、平和維持、反テロリズム作戦など陸軍が直面している問題について議論した。
リーヒー中将は、陸軍兵士の教育は今後、各国と協力して実施していく方針を示した。
「各国は、兵士の教育方法や複雑な環境における不透明な事態への対策方法を検討していく方向で同意した。兵士の文化的認識を高め、言語的な調和を保ち、複雑な環境でも適切な対応ができるように諸外国と協力をしていく」とリーヒー中将はABCラジオに語った。