【シドニー12日AAP】ジョン・ワトキンスNSW州運輸相の発表によれば、同州の公営バスで、バス運転中に携帯電話を使用する運転手の数は、2003/2004年と今年を比較して95%減少したという。バス運転手の携帯電話使用に対する苦情件数は、2003/2004年には174件記録されているが、今年には2件となっている。
同州の公営バス運転手が、任務中に電話を使用した場合は、解雇処分を受けることがあり、これには、運転中に携帯電話を使用して、会話、テキストメッセージまたは電子メールの送受信、写真撮影、音楽鑑賞、ゲームを行うことが含まれ、イヤホン装着での使用も禁止されている。
2005年の7月以来、バス運転中に携帯電話を使用したことで6人の運転手が解雇処分を受け、3人が降格処分を受けている。