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ブライQLD州知事、夏時間導入に前向き

 【ブリスベン15日AAP】QLD州で、夏時間導入をめぐる住民投票を行うかどうかの決定が数週間以内にくだされる可能性がある。

 アナ・ブライQLD州知事は、数週間のうちに夏時間導入に対する世論調査の結果が発表されるとしている。この調査は、前任のピーター・ビーティ前州知事が今年6月に委託していたものである。同州では1992年に夏時間をめぐって住民投票が行われた結果、否決されたという経緯がある。

 今回の調査では、州南東部だけに夏時間を導入して州内に2つのタイムゾーンを設けるという提案への賛成が多数かどうかを調べている。ブライ州知事は「調査に基づいて、この問題を再び取り上げるかどうかを州議会に提言します」と述べている。この夏時間導入計画とは、夏期に州南東部において時計の針をすすめるが、残りの地域においては夏時間を導入しないというものである。

 「私はゴールドコーストで育ったので、夏時間はとても気に入っていました。夏時間は州南東部のような場所ではとても効果的ですが、州内にはそうでない地域もあるのです。まずは調査結果を待ちましょう」と同知事はコメントしている。

 オーストラリアでは、QLD州とNT准州において夏時間が導入されていない。

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