【メルボルン18日AAP】VIC州政府は、メルボルンの通勤ピーク時間の鉄道混雑を緩和するために、来月から、午前7時前に市内へ到着する通勤者の乗車券を無料とする案を明らかにした。
同案の導入は、来月からシデンハムとフランクストン線で開始され、来年には全線で導入される予定。このアーリー・バード計画では、通勤者は年間1100ドルを節約することが可能となるという。同州政府は、同案の導入によって、メルボルンへの1日当りの通勤者の約5%に当たる7500人を、通勤ピーク時間から早朝の通勤時間帯へ動かすことを期待している。
この2年間でメルボルンの通勤ピーク時間帯の鉄道利用者数は20%増加し、現在、約15万人が朝の通勤ピーク時間帯に鉄道を利用している。