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駅に置き去りにされた幼女の母親と見られる女性の遺体、発見される

 【メルボルン19日AAP】メルボルンのサザンクロス駅構内に置き去りにされた3歳の幼女キアン・スン・スーちゃんの母親と見られる女性の遺体が、19日午後、ニュージーランドのキアンちゃんの自宅前に停めてあった車のトランク内から発見された。

 オークランド警察の発表によれば、アジア系女性の遺体が、ナイ・シン・スー氏所有の車から発見された。スー氏の妻、アナン・ルーさんは9月11日から行方不明となっている。遺体の身元確認はまだされていないが、20日の検死結果から、女性の死因が解明されると思われる。

 スー氏は、先週の土曜日に、メルボルンの駅構内に3歳の娘を置き去りにしたまま、米国への航空便に搭乗した。ニュージーランド警察が、現在、国際警察と協力して、家庭内暴力で有罪判決を受けたことのある、新聞出版者であり武道家のスー氏の行方を追っている。スー氏(54)は、先週オークランドからメルボルンへ飛ぶ前に、うつ病を患い、金銭問題をかかえていたといわれる。

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