【ブリスベン26日AAP】干ばつに見舞われているQLD州南東部への旅行者は、節水に協力するためにシャワーを浴びる時間を制限する必要がありそうだ。
QLD州水資源委員会代表のエリザベス・ノスワージー氏は、同州南東部の宿泊施設に対し、節水への協力を呼びかけるサインをバスルームに設置することを義務付けることを発表した。同サインは、シャワー時間を4分以内に制限し、歯磨きやひげ剃りの最中に水を流しっぱなしにしないようにと旅行者に協力を呼びかけるもの。
ノスワージー氏は、「ここで伝えたいメッセージはとても簡単で、みなさんもすでに知っていることだと思います。旅行者のみなさんにも地元住民が行っているのと同じ節水を行うようにお願いしたいのです」と訴えた。同州観光局によれば、前年会計年度に少なくとも同州で一泊した国内の旅行者数は1億1800万人で、海外からの旅行者数は2200万人だったという。