【メルボルン27日AAP】28日に夏時間がスタートするのに合わせて、VIC州消防局が住民に住宅内の煙感知器が作動するかを確認するように呼びかけている。
都市圏消防団(MFB)と地方消防局(CFA)は、これまで毎年夏時間が終了する時に、煙感知器のバッテリーを点検するよう注意を促してきた。だが今年は夏時間が始まる時期にバッテリーの点検だけでなく、感知器のほこりなど払って掃除しておくように呼びかけている。
MFBスポークスマンのフランク・ストックトン団長は「煙感知器が作動しない場合にはすぐに新しいバッテリーに取り替え、もう一度点検をしてください。また、いざという時に正常に作動させるためにも、定期的に感知器を掃除しておいてください」と述べている。MFBでは、煙感知器を住宅の各階の寝室の外に設置することをすすめている。また、ちょっとした煙や蒸気によって感知器が作動してしまう恐れがあるため、洗面所や調理器具の付近には取り付けないようにアドバイスしている。
MFBによれば、メルボルンでは2006年7月から2007年6月までの1年間に3500件の住宅火事が発生した。