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福祉課へ通報された子供100人以上が死亡、飢死の子供も

   【シドニー7日AAP】NSW州野党代表バリー・オファレル氏によれば、地域福祉課(DoCS)へ通報されていたにもかかわらず毎年100人以上の子供が死亡しており、飢死が死亡原因の1つとなっているという。

   先週の土曜日にニューキャッスルの北ホークズネストの自宅で死亡した7歳のシェリー・ワードちゃんは、報告によれば、死亡時に体重がわずか9キロしかなく、体内に水分がまったくない状態だったという。6日に、NSW州モリス・イエマ首相は、シェリーちゃんがDoCSのファイルに既に載っていたことを明らかにし、オンブズマンによる外部からの調査に加え、関係当局がこの件を調査中と説明した。

   死亡した少女の父親ブレイクリー・ワードさんは、「飢死だって、私たちはシェリーを飢死させた覚えはないよ。彼女は生まれたときから小さかったんだ。なんだって食べる子だったさ」と語り、自分は妻とともに3人の子供のために一生懸命生活している良い両親だと訴え、飢死が死因だという見解を否定した。シェリーちゃんは、自閉症と発育障害を伴っていた。

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