【キャンベラ29日AAP】オーストラリアの新しい首相として選ばれたケビン・ラッド氏は29日、国会議事堂で行われた労働党幹部会議の後、新内閣の概要を明らかにした。
ラッド氏は、副首相のジュリア・ギラード氏を教育相に任命することで、新労働党政府が教育問題を最重要課題として取り扱っていく姿勢をみせ、「将来の計画は、国内の教育制度を世界のトップレベルに引き上げることです。世界で最も優れた教育制度をオーストラリアに実現させたい。私がどれほど教育問題に重点を置いているかを示すには、ジュリア・ギラード副首相を教育相に任命することが最善の方法だと思う」と、報道陣に語った。
ギラード氏は、教育相と同時に引き続き雇用・労働関係相としても任命されている。