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ブレンダン・ネルソン自由党党首「同性愛カップルは平等に扱われるべき」

 【キャンベラ2日AAP】自由党の新党首に選出されたブレンダン・ネルソン氏が、同性愛カップルに平等な社会・経済的権利を与えることに賛成であることを表明した。しかし同性愛者の結婚や養子縁組、体外受精については支持していない。

  ネルソン党首は2日、オーストラリアの税法や社会保障法のもとで、同性愛カップルが異性愛者と同等な扱いを受けるべきだと述べ、「私の発言を聞いている方 々の中には、保守的で不安に思う人もいることでしょう。私たちは、もし自分自身だったらどう感じるのかと自問しなければなりません。もし自分の息子や娘、 兄弟、姉妹だったらどう感じるでしょうか。税金や社会保障などに関する限り、全てのオーストラリア人が平等な扱いを受けるべきです」とABCテレビにコメ ントしている。

 ネルソン党首は同性愛者の結婚に関しては反対の姿勢を示しており、「結婚に関しては、男性と女性がするものだというのが私の意見です。これは社会の基礎であり、私は同性愛者間の結婚や養子縁組、体外受精を支持しません」と述べている。

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