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メルボルン、タクシー運転手のマナーの悪さで観光客に悪印象

 【メルボルン8日AAP】タクシー運転手のマナーの悪さが街に悪印象を与えていると、メルボルンの複数のホテルが非難の声を上げている。ホテル側は、料金や駐車スペースを巡って争うなど、タクシー運転手による暴力が増加していると報告している。

 オーストラリアホテル協会(AHA)は、このようなタクシーの危機的事態によって、観光やビジネス、会議などで街を訪れた人々が街に悪い印象を持ってしまうと述べている。ダリル・ワシントンAHA事務長は「メルボルンのタクシーのサービスの悪さや問題に関して、加盟ホテルから当協会に寄せられる苦情が増加しており、対策を求める声が高まっています」と語っている。

 6つのホテルからは、従業員がタクシー運転手から暴行を受けたという報告があった。ホテル「Sofitel」は、支配人がホテル私道上にタクシーを駐車させないように言ったところ、運転手が支配人を車でひいたと報告している。「Sofitel」のクライブ・スコット総支配人は「一部のタクシー運転手は、サービス業に従事していることを忘れています。私たちは来訪者を歓迎する街であるように努めており、タクシーもその一端を担っているのです」とコメントしている。


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