【パース1日AAP】WA州の公共病院が、全面的に禁煙となった。同州のジム・マックギンティ健康相は、「病院は健康になる場所であって、タバコの煙のような有害物質にさらされるべき場所ではない」と語り、病院で働く35000人以上のスタッフや、何千人もの患者、見舞いに来る人々、また請負業者らを第2次喫煙の危険から守ることができるようになると、全面禁煙の利点を説明した。
喫煙者の病院スタッフはニコチン剤を用いた禁煙療法を受けることができ、喫煙者の患者の場合は、査定後、必要に応じてニコチン療法が施される。
WA州はカナダの病院を模範として今回の禁煙法導入を決定し、国内で公共病院に全面禁煙を導入した初めての州となった。