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シドニーのビルで爆破事件 住人1000人が避難

 【シドニー4日AAP】シドニーのアルティモにあるマウンテン・ストリートのクアドラント・アパートメントの1階で4日午前1時30分ごろ、爆破事件が発生した。警察は現在、3日午後9時ごろ、同ビルの1階にある鶏肉店で発生した強盗事件との関連性を捜査している。

 この爆破事件で、30歳と50歳の男性2人が負傷し、また同ビルの約住民1000人が避難を余儀なくされた。

 「男2人が店員に暴行を加え、現金を奪って逃走した。うち1人は武装していた。現在捜査中のため、2つの事件の関連性はいまだ不明」と警察は声明文で語った。

 消防団の最高責任者、イアン・クリマー氏は、「ビルの住人約1000人が避難した。警察が爆破の原因を捜査している数時間は、住民はビルに戻ることはできないだろう」と語った。

 住人のほとんどが大学生で、シドニー空港周辺のホテルで一時的に滞在場所を提供されている人もいる。住人はセブン・ネットワークに対し、爆破の影響でガラスのドアはヒンジからはずれ、ビルは不安定な状態にある可能性があると不安な様子をみせた。

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