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ニコール・キッドマンが置き忘れた水着、チャリティーで競売にかけられる

 【ストックホルム9日AFP】女優ニコール・キッドマンさんがスウェーデンのプールに置き忘れた水着が競売にかけられ、1万6200クローナ(2800豪ドル)で落札された。

 水着を競売にかけたのはズラトコ・ネダノフスキさん(32)で、慈善活動として売上金でインドの貧しい家庭に牛を贈るために、水着を売ることにした。もともとこの水着は、2002年にキッドマンさんが映画「ドッグヴィル(原題:Dogville」の撮影でスウェーデンに滞在していた時に、プール施設にそのまま置き忘れたものだった。プールの職員が水着を地元ラジオ局に持っていき、その後ネダノフスキさんが5500クローナで購入していた。ネダノフスキさんは牛5頭を買える価格がつけばいいと考えていたが、実際には牛9頭を買えるほどの高値がつけられた。

 水着を購入したのはスウェーデン人のベングト・オルセンさん(49)で、僅かな料金を取って水着を一般公開し、その収益金を慈善活動に使うつもりだという。オルセンさんは「私もインドの貧しい家庭に毎年牛を1頭ずつ贈ることにしました。皆さんにも同じような行動をとってもらいたいと思っています」とコメントしている。

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