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QLD州で川が増水、若者5人が孤立状態に

 

 【ブリスベン2日AAP】ケアンズに近いQLD州北部モスマン渓谷で川が増水し、若者5人が逃げ場を失い孤立した。警察によれば、このうち男性2人は、救出されるまでの約8時間にわたり、木にしがみついていたという。

 1日午後4時45分ごろ、洪水のために5人が川辺に孤立しているとの通報が救急サービスに入った。救急隊が現場に到着すると、16歳と20歳の男性2人が木にしがみついており、19歳の女性と18歳の男性は北方の川岸に孤立していた。19歳の男性はモスマン渓谷下流で孤立していたが、その後自力で脱出した。

 19歳の女性と18歳の男性の救出にあたっては、救出の手が2人に届かないため、現場付近にある宿泊施設シルキーオークス・ロッジの従業員が2時間歩いて2人を救助した。また、木にしがみついていた男性2人は、2日午前1時ごろに無事救出されている。

 

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