【シドニー8日AAP】ウーロンゴンで7日夜、移動中の列車に飛び乗ろうとした男性(37)が、右腕を切断するという惨事が起きた。
警察によれば、事故は7日午後8時少し前にウーロンゴンに近いコニストン駅で発生した。駅の防犯カメラには、男性がプラットホームから列車に飛び乗ろうとした映像が映っていた。なお、列車は回送車で、同駅に1晩停泊するために移動中だった。
NSW州警察のスポークスマンは「男性は駅のホームから列車の車両間に飛び乗ろうとしましたが、失敗しました。プラットホームに戻ろうとしたものの、後ろ向きに転倒したため、列車の下敷きになりました。事故が起きる前、この男性は泥酔とマナーの悪さでバーから追い出されていました」と発表している。
男性の右腕は付け根あたりで切断され、容態は重体。男性はシドニーにあるプリンスオブウェールズ病院に緊急搬送され、8日午前に緊急手術が行われた。