【キャンベラ23日AAP】豪統計局は、6月四半期における消費者物価指数(CPI)の上昇年率を4.5%と発表した。前期で4.2%だったインフレ年率は引き続き豪準備銀行(RBA)の目標である2~3%をはるかに超えている。
6月四半期のCPIは1.5%の上昇率となったが、前期の上昇率1.3%と比べるとインフレ圧力が更に高まっていることを示した。
しかしながら、RBAは国内の経済は抑制されているとし、これ以上公定歩合を引き上げることは危険との見解であることから、専門家もしばらくは公定歩合の引き上げはないものと予測している。