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鉱業部門、2020年までに8万6000人の労働力が必要

 【キャンベラ27日AAP】オーストラリア鉱業協会(MCA)が発表した調査で、国内の鉱業部門では今後12年にわたり8万6000人の労働力が必要となることが分かった。

 オーストラリアが世界の商品市場におけるシェア率を今後も維持すれば、鉱業部門の労働力の需要が高まることが予想される。調査によると、2008年の12万8000人から2020年には21万5000人の労働力が必要となる。WA州で必要な労働力は5万人。鉄鋼部門では新たに2万人以上、石炭部門では1万9000人の労働力が必要とされる。

 MCAの教育・訓練部門の責任者、クリス・フレーザー氏は、今回の調査で鉱業部門にとっての今後の課題が浮き彫りになったと語った。

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